農家直伝|ずぼら向け苺ジャムの作り方

農家をやっている知り合いから傷んだ苺を頂いたのでジャムを作りました。

丁寧じゃない苺ジャムの作り方を教えてもらったのでシェアします。

■分量

  • いちご:あるだけ
  • グラニュー糖(なければどんな砂糖でも代用OK):いちごの重さの半分くらい(好みで増減OK)
  • レモン(あれば):適量

つくり方

1. 苺を洗う

流水やシャワーで流すだけでは汚れはとれません。

水をはったボウルにジャブジャブとつけて優しく泳がせて洗い、手ですくい上げ水をよく切ります。

外国の本格派レシピなどは、洗うと水っぽくなるから洗わないと書かれたものもあります。

ずぼら的には大歓迎ですが、農家的にNGです。

土も虫もついてるから、よう洗い!!とのこと。

クリーンな温室で育ったオーガニック苺などは洗わなくてもいいかもしれませんが、そんな苺をジャムにするのは高貴な人達だけなので、しっかり洗いましょう。

2. ヘタを切る

ヘタを取ってから洗うと苺が水っぽくなってしますので、ヘタは必ず洗った後に切ります。

傷んでいるところは切り落としておきましょう。

3. 砂糖をまぶしてしばらく置く

全体的に苺にからまるように砂糖をふりかけ、その状態でしばらく寝かせます。

農家的なしばらくとは、数時間〜一晩らしいです。

寝かす工程がめんどくさいので飛ばしたいのですが、ここをしっかりすることによって次の工程の時間短縮になります。

寝かせることで苺から水分がしっかりと出てきて加熱がしやすくなるそうです。

一晩寝かせるとずいぶんと水分が出てきました。

4. 加熱は強火で一気に

ジャム作りは弱火コトコトじっくり煮るイメージがありますが、忙しい農家にそんな時間はありません。

長く加熱すればするほど苺の風味や味が消えてしまうので、加熱は強火で一気に行います。

吹きこぼれをさせないように、大きめの鍋を用意しましょう。

5. アクはとらない

強火で火にかけてしばらくすると沸騰し、細かな泡がたくさん出てきます。

底が焦げ付かないように木べらなどでかき混ぜながら水分を飛ばしましょう。

吹きこぼれしそうになったら中火まで火を落としてください。でも弱火は調理時間が長くなってしまうのでダメです。

出てきた泡はアクではなく、ただの空気なので取らなくても大丈夫です。

6. 潰さない

めんどくさいので、苺は潰しません。

潰す手間が省けるのと、ごろっとした見た目と食感が楽しめるので一石二鳥です。

通常のタイプがお好みの場合はあらかじめ苺をカットしておき、加熱の段階で潰しながら混ぜるといいです。

7. 瓶に詰めない

加熱時間は15〜20分ほどで終了です。

火を止めて、ここで(あれば)レモンを加えます。

レモンを加えることにより色が鮮やかになるのと、ペクチンの働きで粘度が増します。

ペクチンは加熱しすぎると失くなってしまうのと、苺のフレッシュさがなくなるので加熱は20分以内で終わらせろ、とのことでした。

通常は保存瓶を消毒したり真空密閉をして瓶詰めをするのですが、今回は丁寧じゃないジャム作りです。

冷めてから小さめのフリーザーバッグに詰めます。

保存は冷蔵で1週間程度

砂糖の量が適当なずぼら向けジャムの保存期間は通常よりも短めです。

冷蔵保存で1週間ほどで食べ切るのがいいとの事でした。

食べきれない分はそのまま冷凍できます。

丁寧じゃないけど美味しい

つくれぽ

砂糖の適量が分からず、恥ずかしながら結局量りを使ってしまいました。

すぼら失格!

苺の分量の半分となると相当な量の砂糖だったので尻込みしてしまい、結果3分の1ほどの量でつくりました。

砂糖はグラニュー糖がなかったので、三温糖でつくりました。

色味はやはり三温糖なので鮮やかな赤にはなりませんでしたが、十分に綺麗なイチゴジャム色となり満足です。

素材の味がしっかり残る爽やかな味で、とても美味しくできました。

ゼリー感が少ないので、ヨーグルトによく合います。

オートミールや、シリアルにかけるのも良さそうです。

厳密にはジャムと呼ばない

今回作った潰さないジャムは、実はジャムではなくプリザーブです。

プリザーブとジャムは似てますが若干の違いがあります。

■ジャム

果実に砂糖を加えて加工されたペースト状のもの、果実は潰されているかピューレ状になっている。

■プリザーブ

果実に砂糖を加えて加工されたペースト状のもの。ジャムよりゲル化が弱くシロップ状のものもある。果実の形が潰されずに残っているもの。

英語でjamというと、交通渋滞と思う場合が多いです。

jamは動詞で詰め込む・押しつぶす、などの意味があります。

車も苺もギュウギュウな感じ、イメージしやすいですね。

ずぼら向け苺のプリザーブはすごく簡単で美味しい

農家直伝の苺ジャム(プリザーブ)の作り方を紹介しました。

■ポイントまとめ

  • ヘタを取るのは洗ってから
  • 砂糖をまぶして寝かせる
  • 強火で一気に加熱する
  • 20分以上煮込まない

■見た目が気になる場合は

  • グラニュー糖でつくる
  • レモンを入れる
  • 瓶詰めする際に泡を取る

■アレンジしたい時

  • カルダモンを加える
  • ハーブを加える

普段お菓子作りなど全くしない面倒くさがりな私でも美味しいジャム(プリザーブ)が作れました。

買った苺が傷んでしまった時などにおすすめです。

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