読みました|脳科学は人格を変えられるか

脳科学は人格を変えられるか? エレーヌ・フォックス著

という本を最近読みました。

人格を変えられるか?と言うよりも、脳科学で抑うつを改善するにはどうすればいいのか、といった内容です。

超要約をすると、

瞑想・マインドフルネスは脳的に最高、脳に良いってことは精神だけじゃなく肉体的にも最高!

です。

以下は読書感想文です。

脳科学は人格を変えられるか?

タイトルに違和感

読み終わってまず感じたのは、「脳科学は人格を変えられるか?」というタイトルに違和感があることです。

原書タイトルは「Rainy Brain, Sunny Brain」サブタイトルは「The New Science of Optimism and Pessimism」です。

直訳すると「雨脳、晴脳」「楽観主義と悲観主義の最新科学」です。

内容は脳科学の研究をもとに抑うつの改善方法を探るものです。

抑うつ治療は人格を変える事ではないので、タイトルの人格を変えられるか?という文言には違和感を感じました。

しかし内容自体は読みやすく、ポジティブ思考の人とネガティブ思考の人の脳構造の違いや過去の研究データの紹介がされているので、とても面白かったです。

ポジティブ思考が良いことは確か

ポジティブ思考の人の方が幸福をよく感じ、健康的で長生きするそうです。

うん、なんとなく知ってた。

ネガティブ思考よりもポジティブ思考の方がいい事は、地球が丸い事くらい周知ですよね。

ただよくある自己啓発系の本に書かれているように、押し付けがましく

「ポジティブに生きましょう!」なんて言われても「いや、なんか違う」とうんざりするだけです。

しかしネガティブ思考が完全に悪かというとそうではなく、ある程度のネガティブ思考は必要です。

悲観脳の働きがバグっている人は恐怖心や不安を全く感じないため、危険を顧みない行動から事故に繋がるケースが多いのです。

大切なのは楽観と悲観のバランスで、ポシティブ3:ネガティブ1の割合が黄金比です。

黄金比脳をつくる?

ではどうやって黄金比脳にするのか。

この本はこうすれば悲観と楽観の黄金比がつくれますよ、といった内容ではないので、どのようにすればいいのか明記はされていません。

しかし不安や恐怖を感じた時に効果的な対処法が書かれています。

嫌な物事に対して感情的でないラベル付けをする

ラベル付けと言われると分かりにくいですが、意識の中で嫌悪に対しての感情的でない実況を行うようなことです。

例えば血を見て動揺している際は、血が出ているという事実にだけ全神経を集中し、そこから感情を排除します。

起きている物事と、感情を切り離すことによって感情をコントロールできるようになるそうです。

人はこうしたコツを自然に身につけストレスを対処するそうですが、苦手な人もいます。

そういった人でも、意識的に感情を切り離すことを繰り返すことで、身につけることが可能です。

自分が物事をコントロールしているという意識をもつ

状況は自分で変えられると意識する。自分で決めたことを実行する。

自分で状況をコントロールしているという認知が健康や幸福度に重要なかかわりを持ちます。

楽観脳の人は、自分が主導権をもっていないことに対しても、主導権を手にしていると勘違いしがちだそうです。

実際には自分ではない誰かがコントロールをしていたとしても、自分が主導権を握っていると思い込むこと(または勘違い)が大切なのです。

瞑想・マインドフルネスをする

瞑想・マインドフルネスには練習が必要ですが、練習を重ねることによってより強靭な集中力が身につくことが証明されています。

この本だけではなく、マインドフルネスについてはいろんなところで情報があるので、ここでは挙げませんが雑に言うとめちゃくちゃ良いという事が数々の研究で発表されています。

瞑想を続けることで、感情の抑制ができるようになるほか、なんと免疫力まであがるとこの本では書かれています。

みんな瞑想を始めよう

免疫力があがる、というのは少しうさん臭い気がしないでもないですが、瞑想は自律神経を整える効果があるそうなので、健康的になって結果免疫力が上がる、といった具合でしょうか。

瞑想・マインドフルネスの方法はGoogleに100億個ほど出てると思うので、調べてみてください。

私は練習がまだまだ足りず途中でいつも寝てしまうのですが、やり方は以下のYouTubeから学びました。世界一わかりやすい方法らしいです。

みんな、瞑想を始めて脳を黄金比に近づけてみませんか。

世界一わかりやすい!マインドフルネス瞑想|しあわせ心理学

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