カジュアルすぎる!外国でお葬式に参列した時の話

スコットランドで住んでいたとき職場の同僚のお葬式に参列しました。

その際の日本との違いに度肝を抜かれた時の話をします。

驚いたポイント

服装が普段着すぎる

まず参列して初めに驚いたことが服装です。参列者たちは

  • ジーパン
  • 革ジャン
  • 黒色縛りでない
  • キャップ被ってる
  • ジョンレノンが持ってそうな黄色の丸サングラス(この人に関してはまじでジョンレノンが来たのかと思った)

などの明らかな普段着プラスαほどの装いでした。

故人の家族も、喪服というわけではなく「日曜に教会に行く少しお上品な服」くらいの着飾り方です。

故人の兄にいたっては今からバイク乗りに行くで(実際にその後行ったのですが)な装いでした。

映画やドラマで見る顔に黒いレースがかかった帽子など誰ひとり被ってません。

参列した中では唯一私だけが黒いワンピースを着ていて、少し場違いな場所に来てしまった感がありました。

あれ?間違ってた・・?

故人の思い出話がもはやコメディ

お葬式は教会ではなくコミュニティセンターで行われたので、宗教色は一切ありませんでした。

司祭もいないので、司会担当が弔辞を読みます。

それがもはやコメディの域で、クスクス…と笑い声がもれることからドッと笑いがでる事もありました。

小さな頃の思い出話や、恥ずかしい失敗談をおもしろおかしく脚色されていて(たぶんちょっと盛られてる)全く退屈させません。

クライマックスはアメイジング・グレイス

式中は穏やかな音楽がずっとかかっているのですが、途中故人が好きだった曲なども流れます。

そして最後にアメイジング・グレイスが流れ故人への黙祷をするのですが、ここが一番の泣きポイントです。

家族が号泣し始め、ほか参列者もつられて号泣します。

棺はバイクのサイドカーに乗せられて行った

式は15分ほどで終わり、その後棺が運び出されます。

故人はバイク好きだったのでバイク仲間がたくさん参列していたのですが、棺はバイクのサイドカーに乗せられ埋葬地へと去って行きました。

霊柩車はちゃんとありますが、バイクで運びたかったのでしょうね。

バイク仲間はみなシュワルツェネッガーが着てそうな革ジャンを着てました。

脳内再生:デデンデンデデン

外国のお葬式から感じたこと

死後の準備はされていた

お葬式自体はとても短くシンプルでコメディかと思うシーンもありましたが、もちろん悲しみはあります。

とくに同僚はまだ40代で急死したため、家族が泣いているのを見るのはとても辛かったです。

彼は生前アルコール中毒で一度生死をさまよう体験をしていました。二週間意識が戻らず、家族もそこで一度は覚悟をしていたようです。

一命は取り留めたものの、今後お酒は一滴でも飲むと死ぬと医者から止められていました。

その際にか、またお酒を飲み出した時かは分かりませんが、彼は自身の死後のことを家族に伝えていたそうです。

数年は一切のお酒を断ち元気に働いていましたが、あるきっかけから再び飲み始めてしまった彼はその後すぐ亡くなってしまいました。

自分の死後を考える

ベストセラー、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」で、自分の葬式を思い浮かべ弔辞で言われたいことを考える、といったアドバイスがあります。

終わりを思い描くところから始めると今すべき事がわかる、といった内容です。

実際この本を読んだ時は20代で自分の死後のことなど全くピンとこなかったのですが、外国で参列したお葬式から大きなヒントを得たように思います。

日本でも主流になればいいカジュアル葬

お坊さんを呼んで、お経を読んで、といった伝統的なお葬式からは少しずつ自由なスタイルに変わりつつありますが、棺はバイクのサイドカーで運ばせる、といったスタイルは日本にはまだないですよね。

私が死ぬ頃には、生前の口癖などがプログラムされたホログラムの遺影が仏壇上に飾られるようになるかな(ちょっと、てかだいぶ嫌やな)などと想像しています。

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